日本文化 2023 1 1
書名 教養としての茶道
著者 竹田 理絵 自由国民社
日本人に茶道のことを聞いても、
「よくわからない」という答えが返ってくるかもしれません。
しかし、世界各国は、自分の国の文化について、
しっかりと学ぶそうです。
外国人は茶道に興味があって、
日本人は興味がないというのでは、
世界の不思議になってしまいます。
著者は、こう言います。
戦国時代に千利休が広めた茶道は、
武将が心を整えるだけでなく、
武道同様の「たしなみ」であり、
お茶室は密談する格好の場となり、
男性の必須ビジネスツールでした。
しかし、現在、茶道をしている人の多くは、
教養や作法を身につけたいと考える女性です。
男性も茶道を学んで、
戦国時代の武将のように、
心を整えることが必要だと思います。